留学現地レポート

海外進学したigsZ卒業生からの現地レポート

宇野 宏泰さん:アメリカ)Wesleyan University Class of 2016(卒業)

IGSの一期生として2012年にアメリカへと出国してから早4年、今年5月末に米国コネチカット州にあるWesleyan Universityを卒業した宇野宏泰です。現在は一橋大学ビジネススクール (Hitotsubashi ICS) の教授の元で知識創造経営理論の研究補佐を行っており、将来は博士課程進学を志望しています。知識創造の経営学は、大学時代の専攻と直接関係があるわけではありませんが、Wesleyanの4年間で培われた思考力や学際的な視点が存分に生きる分野だと実感しております。

学部ではCollege of Social Studies (CSS)といって、哲学と政治、経済、歴史が組み合わさった専攻を中心に、コンピューターサイエンスや、西アフリカのドラミングアンサンブル、現象学、林業のクラスなど、幅広く授業をとっていました。学部を通して多角度から物事を見るクセ、そして一つ一つの学問のつながりや関係性、それぞれの分野の理論的前提や展開についての理解が深まったと感じています。卒業論文では、福島原発事故に至る歴史について、日本語と英語の文献両方を用いて執筆しました。(190ページ強の長編ですが、ご興味のある方はここからダウンロードできます。http://wesscholar.wesleyan.edu/etd_hon_theses/1558/)

Wesleyan生活で一番役に立ったのは、留学前までの生活で高校の部活の監督や親から学んだ、「できなくても、がめつく泥臭く粘る」という姿勢だったと思います。もともと英語が苦手で、オリエンテーションの時は何が議論されているのか分からないような状態から始まったWesleyanでの4年間でしたが、本当にいろいろな先生、友人や先輩の助けを借りて、3年生頃までにはそういった同級生との言語的、文化的、そして学問的ギャップも埋まることができたと自負しております。これからも支えてくださっているいろいろな方への感謝の気持ちを持ちつつ、引き続きガツガツやっていこうと思います。

根岸 蒼さん:アメリカ)DePauw Universityに進学(奨学金つき)

2016年3月卒業

8月1日からDePauwに来ているので、もう少しで2ヶ月が経とうとしています。最近は、junior yearで留学したいと考えているため、そのための準備と来夏のインターンの準備を進めているところです。今のところは、CSと心理学をメジャーにしたいと思っているため、今期履修している5科目中2科目はCSの必修科目です。おそらく、CS入門クラスやCS必修の離散数学は、内容的には日本の大学と比べてそれほど変わらないと思います。5科目の中でも一番楽しいと感じるのがfreshman必修のFirst-year Seminar: City Labです。このコースでは、UN HABITAT III (H3) と21st-century urbanismを主題としてディスカッションやエッセイなどを通して考察しています。つい先週、システム思考をどのようにH3やurbanismに適用できるかについてのエッセイを提出し終えたところです。全体的に言えば、思っていたよりも宿題の量が多くないので、それぞれの質を高めるべく励んでいます。

大塚絵美華さん:アメリカ)カールトンカレッジに進学

2016年3月卒業

Carletonについてから3週間が経ちました。自然が豊かで美しいキャンパスです。 課題は想定していた通りすごい量で、特に一年生必修の授業はwritingがすごくintenseです。ですが、教授との距離も近く、私が留学生ということもありますが、気を配ってくれます。週に授業は4つですが、時間があれば図書館が1時まで空いているので遅くまで居るという生活をしています。これから徐々に課外活動もバランスよくできればと思っています!
Carletonはコミュニティーの形成にすごく力を入れているので、一年生のためのオリエンテーションがすごく充実しているし、先輩もすごく親切です。キャンパス内のイベントがソーシャルなパーティーからアカデミックなシンポジウムまで毎日たくさん開催されていて、私も把握仕切れていません(笑)
これからもっと生活を充実させていければと思います!

小森麟太郎さん:アメリカ)Bowdoin Collegeに進学

2016年3月卒業

Bowdoin Collegeで1ヶ月過ごしました。International Student Orientation, そして一週間にわたるPre-o-trip(バックパッキングの旅)から大学生活が始まり、授業もやっと本格的に始まりました。僕はComputer ScienceやPhysicsといった理系科目の他、Visual Artsに該当するDigital Mediaや、必修のFirst Year Seminarとして文系科目のPhilosophyをとったりと、リベラルアーツ大学という環境をフルに活かした授業選択を試みました。まだ慣れないことも多いですが、教授やまわりの生徒たちがとても協力的なので、これからも頑張っていけそうです。課外活動としてはサッカー、テニス、ロボット作りなどをしていて、週末には友達たちと街にでたり、海や山に遊びに出かけたりしています。とにかく新しいことばかりで、とても刺激的で楽しい毎日を過ごしています。

石田耕大さん:シンガポール)Yale-NUS Collegeに進学

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2016年3月卒業

シンガポールに着いて6週間が経ちました。英語に慣れていないので、勉強は他の人より時間がかかったり、クラスの即興ライティングは一人だけ終わらなかったり大変です。図書館にこもっているので、「耕大はいつもハードワークしている」とルームメイトから言われます。でも、幸いルームメイトと仲が良いので、居場所は見つけられて、今日もこの後、夜食をみんなで食べに外に出ます。(シンガポールの料理は本当に美味しい)

アメリカの大学と違ってYale-NUSは、1年生の1学期は全部必修科目です。またこれもアメリカと違って、ライティングセミナーがないので、全てのコースでライティングに異様に力を入れています。今学期は、週に4時間の授業を4つ取っています。(1時間は大教室でレクチャー、残りの3時間は15人のクラスでセミナー)

Literature and Humanity: 文学と人文科学

授業では、東洋と西洋の文学、思想を比較したりします。最初の6週間でラーマーヤナ(古代インド長編叙事詩)と、オデュッセイア(古代ギリシア長編叙事詩)を読みました。ラーマーヤナではDharmaとうヒンドゥー教の基本的な考えは一体どのようなものなのか、男性と女性の扱いなどのテーマを考察しました。またオデュッセイアでは、神の介入の意味、聖書との違いとかもやりました。この後は、司馬遷、ヘロドトス、千夜一夜物語、デカメロンを読みます。もともと日本語でも国語が得意でなく、さらに英語で読まないといけないので、僕にとって一番ハードルの高い授業です。でも、題材はすごく面白いです。

Philosophy and Political Thought: 哲学と政治哲学

これも東洋と西洋を両方勉強します。西洋では、諸子百家の中で、墨子、孟子荀子、荘子をやりました。西洋では今までのところプラトンの初期の著作をメインにやっています。これからは、アリストテレスをやるみたいです。哲学が今まで好きだと思っていた僕にとって、「あれ?少し思っていたのと違う」という感じがある授業です。でもこれから、ミルとかの新しい考えも学ぶので楽しみです。

Comparative Social Inquiry: 比較社会的研究

これは、僕の一番大好きな授業です。社会科学の入門みたいなコースだけど、もっと実際にどのように応用できるかも考えるので、身近に感じて面白いです。ただ英語で結構な量の論文を読むので大変な科目。今までは、社会的影響、権力、国家、マーケットなどを勉強しました。お気に入りは、ルークスの権力の3つの側面についてです。これからは、性別、人種などのことをやるらしい。

Scientific Inquiry: 科学的研究、思考

これは、科学的な思考はどのようなプロセスを経て得られるのかを進化論を通して勉強する科目です。頭蓋骨のいろんな部分を測って、系統樹と比較して、進化論が正しいかとか、実際に博物館に行って、哺乳類(クジラ、コウモリ、人間)全てに共通している骨の作りを見て、検証したりします。高校の時に文系を取っている人でもついていけて、理系でもここまで詳しくやらないので楽しいです。

(2016年9月)

酒入雄太郎さん:アメリカ)ワシントン大学に進学

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2016年3月卒業

University of Washington で1ヶ月過ごしました。Early Fall Start といって、4週間1つだけクラスを取るという期間で、英語の授業を取っています。英語が母国語でない人たちのための授業なので難しくないですが、大学やアメリカに慣れるためにとても役に立っています。
午後や休日は色々とイベントがある上にこの時期は気候も素晴らしく、毎日楽しく過ごしています。(2016年9月)


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