グローバルリーダーと日本の未来について議論しよう! カーレースWEC世界耐久選手権@富士スピードウェイ イベントレポート

2013年11月1日

主催:井原慶子(レーシングドライバー)、Institution for a Global Society (igsZ)
特別協賛:Z会
協賛:USJLP(米日財団リーダーシップ・プログラム)有志 他

概要

2013年10月19日(土)、静岡県の富士スピードウェイにて、女性レーシングドライバー井原慶子、Institution for a Global Society (igsZ)主催、特別協賛Z会のイベント「グローバルリーダーと日本の未来について議論しよう!」が行われました。

このイベントは、本業のレーシングドライバーとして世界各地でのレースの傍ら、地域のこどもたちへのキッズイングリッシュ、大学・大学院でのフィジカルサイエンスの講義、小中学校での大震災復興プログラム講演、企業・都道府県市区長村での安全環境講演など、教育プログラムにも力を注いでおり、2012年内閣府から世界で活躍し『日本』を発信する日本人の一人に選ばれた井原慶子氏と、グローバルリーダー育成スクール igsZの学院長福原正大が、井原氏が参戦するWEC世界耐久選手権・日本ラウンドが富士スピードウェイにて行われ、そこに井原氏と交流のある世界のリーダーが同選手権に参戦のため来日することから、その場所にて、日本の中高生に、それらリーダーや、井原氏、福原もメンバーの日米リーダーシップ・プログラム(USJLP)のメンバーと交流し、日本の未来と自分について考えてもらおうということから実現した企画です。

井原氏と福原は米日財団(United States-Japan Foundation、http://www.us-jf.org/japanese.html)の日米リーダーシップ・プログラム(USJLP)(http://www.usjlp.org)の2011・12年日本側Delegateであり、その関係で今回この企画が実現し、この他の数人のUSJLPメンバーやコンサルティングファーム勤務の方がディスカッションに参加しました。

内容

WECの公式予選観戦

午前中学校があるための途中参加をする生徒を除く生徒が集合をし、WECの公式予選を観戦しました。午前中から来て、観戦・見学などをしていた生徒もいました。
高速で大きな音を立てて目の前を通り過ぎるマシンや、途中でピットに入り選手の交代やメンテナンスを行ってまた本線に戻る車を間近で見て、多くの生徒は初めての体験だったため、驚いて見ていました。

「自由に生きる〜自由とは?〜」プログラム

参加した生徒は、『自由』について、igsZ学院長福原正大とハーバード大学進化生物学首席卒業のリンダ・パン(Linda Pan)と議論をする、それぞれ日本語と英語のセッションを1時間強、行いました。生徒はあらかじめ「あなたにとって自由とは」という題名での論文を提出し、その論文をもとに議論を進めました。生徒の多くがJ.S.ミルが「自由論」で述べている「社会における個人の自由」という文脈で個人の自由を主張することに対し、「人に迷惑をかけないから漫画を読み続けていいか?」「アメリカで最近認められた同性婚には賛成ということか?」など、「生徒の自由の定義」枠内だが生徒が許容しにくい問題について議論を臨まれました。結果として答えのない難しい問いを通じて、『考え方を磨く』1時間となりました。

「日本の未来について」プログラム

日米リーダーシップ・プログラム(USJLP)卒業生のメンバー4名とコンサルティングファーム勤務の方2名の紹介があり、その後、生徒たち1−3人対これらのメンバーとで思い思いに日本の未来についての議論をしました。時間を2つに分け、各生徒は最低2人のメンバーと議論を交わしました。(日本語でのセッション)

これらのメンバーのプロフィールは以下の通りです。生命科学の研究者(男性)、安全保障が専門の大学准教授(男性)、コンサルティング会社調査員(男性)、電機メーカーから不動産会社に移り現在広報担当(女性)、総合商社勤務(女性)、経営コンサルタントで現在世界経済フォーラム(ダボス会議)に出向し、男女の格差をいかに縮めるかというタスクフォースのプロジェクトマネージャー(女性)。

生徒たちは実社会で様々な経験を積み、それぞれの分野に於いて若手リーダーとして活躍している諸氏と、2−5人のグループという小さいサイズの中で真剣に対話をしました。こうしたリーダーとの対話を通じて、学生は自らが世界で活躍する未来像を描くことができました。

グローバルリーダーのマイストーリー〜Tracy Krohn氏

今回のWEC世界耐久選手権・日本ラウンドに参戦しているクローン・レーシング(Krohn Racing)のピットにて、このチームの代表であり、フォーブス紙アメリカ長者番付上位400人に名を連ねている企業家でもあるトレーシー・クローン氏(Mr. Tracy W. Krohn)からの話を聞き、自然発生的に質問を投げかけました。(英語でのセッション)
クローン氏は、自身の過去の経験から、リスクを取ることによって機会を得ることができることについて話をしました。
更に、クローン・レーシングのマシン、フェラーリ458イタリアの運転席にひとりずつ座り、写真を撮りました。

グローバルリーダーのマイストーリー〜Jacques Nicolet氏

今回のWEC世界耐久選手権・日本ラウンドに参戦しているおり、井原慶子氏が出場しているチーム、オーク・レーシング(OAK Racing)のピットにて、このチームの代表で、実業家でもあるジャック・ニコレ氏(Mr. Jacques Nicolet)を始めとする4人のレーサーから、4つのグループに分かれてそれぞれ話を聞き、自発的に質問を投げかけました。(英語でのセッション)

参加者のその他の反応

  • 「自由に生きる」のセッションで質問された問い(例えば「動物に自由はあるか」など)の様なことは、igsZに通いだして木曜のクラスを受けてからは考えるようになったが、今まではそういうことを考える機会がなかったので、いい機会だった。日本語で考えても難しいのに英語となると尚更だった。
  • 「自由に生きる」のセッションで、英語で滔々と意見を述べている生徒を間近に見て、追いつき追い越そうと思った。
  • USJLP卒業生との話でコンサルティングファームの人と話したが、コンサルティングの人は男女間の格差解消のプロジェクトといった経営とは違うことにも関わるということを初めて知って興味深かった。コンサルティングにも興味が湧いた。
  • クローンさんの様な人が自分たちの様な人のために時間を割いて話をしてくれたことに感動した。(クローン氏にとって今まで面識がないこどもたちが将来どうなろうと、それは関係がないことなのに、時間を割いて話して、質問にも答えてくれた。)大成した人はこういうところが違うのかなと思った。
  • 英語を聞くのはどうにか分かったが、質問を述べるのは難しくてできなかった。
  • これから英語をもっと勉強していこうと思った。
  • もっとピットなどを見る時間が欲しかった。

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